株式会社玄同鑑定事務所からのお知らせ
陽性率
2021-01-07
日本のメディアは、最近ちょっとおかしい。
東京の感染者数ばかり大げさに取り上げて、やれ1000人超えた、1500人超えたなどと騒ぎ立てる。検査数が増えているから、感染者数が増えるのは当然である。問題は、陽性率である。陽性率は東京が14%、神奈川18%である。100人検査を受けたら、東京は14人が感染していたという事である。検査を受ける人は、熱がある人や、咳が止まらない人、もしくは帰省したいので検査を受けておきたい等である。したがってこの数字は、極端に高いわけではない。これが20%を超えれば、ある程度心配になってくるが、10%台であれば、事態が急激に変化しているともいえない。
むしろ問題なのは、医療資源であろう。日本の病院の総ベッド数は約90万床、コロナ対応ベッド数は約2万7千床、わずか3%である。これを何とかするのが喫緊の課題である。